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ちょっとしたことで腰が痛くなるのはよくあることです。

でも、症状の軽い早めのうちに対処すればよりひどくなるのを防げます。

今回来られた方もそうでした。

来られたのは７０代半ばの女性。

飼い犬を抱え上げた時に腰で軽く音が鳴るのが聞こえ、それ以降、腰が伸びづらく痛みを感じるようになったとのこと。

動けないほどの痛みではなかったものの、軽いぎっくり腰とみて鍼を受けてもらいました。

鍼をするたびに痛みは小さくなり、合計５日間で当初感じていた痛みはなくなりました。

本人はもっと時間がかかると思っていたそうで、思いのほか早く良くなったので喜んでおられました。

痛みを感じた時点で「これは早く行っとかなあかん」と思ったそうで、良い判断をされたと思います。

グラウンドゴルフをされる方なので、これで放っていたら良くても痛みが残ったまま、最悪は悪化していてもおかしくありませんでした。

今は養生のために継続して来院中です。グラウンドゴルフも快調にされているそうです。

症状が重くなってしまうと日常生活への悪影響が大きくなるのは必至。

そうなると症状を落ち着かせる治療だけでも時間がかかってしまい、治そうとするとさらに時間がかかってしまいます。

早めに対処しておけば治療にかかる時間も少なくて済み、日常生活への影響も少なくできます。

「まだいける」ではなくて「そろそろ行っとこか」と考えて頂けるとよろしいかと思います。