高血圧について
- 院長ブログ
高血圧の最新情報について
考えています。
近頃、
「自律神経」に関する話題が
注目されていますよね。
実は、高血圧も
自律神経と
深いかかわりがあるのです。
自律神経のひとつである
「交感神経」は、
心臓や血管に働きかけます。
交感神経が優位になると
アドレナリン
ノルアドレナリンなど
が多く分泌されますが、
これが
血圧を上げるホルモンなのです。
自律神経のバランスが乱れて、
慢性的に交感神経優位の状態
が続いていると
高血圧へ一直線。
とくに、
肥満の方は
この傾向が強くみられます。
肥満は
交感神経を活発にします。
交感神経を鎮めて
自律神経を整える
一番簡単な方法を
一つ、お教えしましょう。
それは
「質のいい睡眠をとること」
です。
自律神経は、自分の意志で
どうこうすることができません。
自律神経失調症に対する薬も、
それぞれの症状に合わせた
対症療法的なものはありますが、
全体のバランスを
整えてくれるような
薬はありません。
自律神経のバランスを整える
基本の基本は
「ぐっすりと眠ること」
です。
質の良い睡眠をとるためには
いくつかのコツと
約束事があります。
まず、
寝室の環境を整えること。
寝室の環境は
睡眠の質を左右します。
とくに大事なのは
「明るさ」です。
眠る際は必ず、
部屋を暗くしましょう。
光を浴びると
脳は活性化されます。
遮光カーテンや雨戸などを利用し、
外から入る光を
完全に遮断してください。
人のまぶたは些細な光でも
感応して反応してしまうため、
少しの灯りでも熟睡を妨げます。
間違っても、
テレビを点けたまま眠ったり
しないようにしてください。
また、最近は
就寝ギリギリまで
パソコンやスマートフォンを
操作している方も多いと思います。
しかし、
パソコンやスマホから
発生する光は、
視神経と通って脳を刺激し、
交換神経を活性化させる
原因となります。
就寝前の1時間から2時間は
パソコンやスマホの使用は
控えるようにしてください。
そして、さらに
寝ている間に
血圧を改善するためには
「足をあげて寝る」
と有効です。
バスタオルや座布団などで
足のマクラをつくり
足を少し上げるようにして
寝てみてください。
足先の血行が少し改善されます。
最後に当院では経絡治療、内臓調整灸
これらが自律神経を調整します。
よろしければ杭瀬のみうら鍼灸整骨院で
施術を受けてみてください。