冷え症について
- 院長ブログ
本日のテーマは
女性の大敵でもある
【冷え】
についてです!
先週に比べますと
ずいぶん暖かい日も増えてきて
非常に過ごしやすいこの頃です。
こんな陽気がずっと続けばいいなと
思ってしまいますが…
あと3ヶ月もしますと
梅雨の季節がやってきます。
この時期は冷房も入り
「手脚の冷え」
「内臓の調子が悪い」
という症状を訴える患者さんが
とても多くなります。
まず手脚が冷える原因ですが
・冷たい食べ物
・飲み物や甘い食べ物の食べ過ぎ
・過度なダイエット
・過度な冷房の環境
・運動不足
・血流を悪くする服装や薄着
・喫煙
・過度のストレス
など、すぐに思いつくだけでも
これだけあります。
どれか1つでも当てはまりましたか?
冷え症の場合
“渋滞”
に例えると分かりやすいです。
道路で渋滞が起きている場合
その前方にある道路工事が原因
かもしれませんよね?
それと同じように、
脚の冷えも、脚そのものではなく
骨盤内が混雑し、脚に渋滞が
起きている場合が多いです。
妊婦さんで例えると
妊娠すると脚がむくみますが
これは子宮の中に胎児が宿るため
ただでさえ狭い骨盤の中は大変混雑し
尿を貯める膀胱が圧迫され
おしっこが近くなったり
便の出口である直腸が圧迫されて
便秘になったり
骨盤内を通っている動脈や
リンパを圧迫することで
脚の流れにも影響を及ぼします。
・骨盤が歪む
↓
・骨盤内が混雑する
↓
・脚から戻ってくる静脈や
リンパの流れが滞る
↓
・下半身が冷える(むくむ)
ということが起きます。
以上のことから
脚の冷え症を根本から治療するには
骨盤からの調整が大事なんです!
「骨盤だけ調整すれば
冷え症は解決されるのか?」
そんなわけありません!
腹部のインナーマッスルである
“大腰筋”を活性化する調整も
必要になります。
これはリンパや静脈と
大腰筋の通り道が
ほぼ同じであることから
大腰筋の活性化により
リンパや静脈の流れも
活性化されるからです!
骨盤や大腰筋は
腰痛にも大きくかかわる場所。
このため
脚の冷え症を訴える患者さんは
腰痛もちの場合が多いともいえます。
骨盤や大腰筋に正しく
アプローチすることで
冷えと腰痛を同時に解消することが
可能になるのです。
当院ではクラシカルオステオパシー
という手技が鍼灸と同様
効果が望めますよ。
いかがでしょうか?