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【注意喚起】熱中症にご注意

毎日ひどい暑さが続いています。

まさに酷暑です。

熱中症で倒れた人のニュースが日々増えていますね。

こうなるともはや他人事ではありません。

十分に警戒が必要です。

当院ではお年寄りが多いので、事あるごとに「注意してね」と言うのですが、あるお爺さんが熱中症になってしまいました。

その方は水分をよく摂るものの、「クーラーはつけない」と言っていたのでそれがアダになったようです。

幸い症状は軽かったので大事には至りませんでしたが、熱中症は死亡までありえるので油断は禁物です。

一口に熱中症と言っても症状は色々あります。熱中症のサインをしっかり捉えるためにも、今一度熱中症の主な症状を確認しておこうと思います。

・症状1 めまいや顔がほてる
一瞬、意識が遠のいたりすることもあります。

・症状2 筋肉痛や筋肉のけいれんが出る
いわゆる「こむら返り」が起こることがあります。足だけではなく手に出ることもあります。

・症状3 体がだるかったり吐き気がする
頭痛を伴う場合もあります。

・症状4 変な汗のかきかたをする
汗が引かない、逆に汗が出ない、といったことが起こることがあります。

・症状5 体温が高い、皮ふが熱く赤い

・症状6 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
このような状態になったら重度の熱中症です。すぐに病院に連れて行ってください。

・症状7 自分で水分補給ができない
この場合も重度の熱中症です。無理やり飲ませようとせず、すぐに病院に連れて行ってください。

「あ、熱中症かも」と思ったら、

涼しい場所に移動して、服を緩めて体を冷やし、水分と塩分を補給してください。

そして、これで回復してきたらしばらく安静にして休憩しましょう。

もし回復しない場合は、すぐに病院へ行ってください。

万が一、熱中症で意識を失ってしまった人がいたら即座に救急車を呼んでください。

救急車が来るまでの間は涼しい場所に移動して服を緩め、体を冷やしましょう。

このとき無理に水を飲ませてはいけません。

症状の出方はまちまちで、おかしいなと思う前に突然意識を失ったという話もあります。

あと2カ月くらいは酷い暑さが続くと思いますので、油断せず常に気を付けたいものです。

(参考)
環境省 熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/

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