度が過ぎるとバカがつく
学生時分に先生に言われて未だに覚えている言葉に
「度が過ぎるとバカがつく」
というものがあります。
たとえば、正直すぎれば「バカ」正直、丁寧すぎれば「バカ」丁寧、といった感じですね。
こうなってしまうと、良いイメージの言葉でも途端に悪いイメージに変わってしまいます。
これは健康においても同じことが言えます。
食べ過ぎる、飲み過ぎる、動き過ぎる、どれも害になりうる状態です。
前回、スマホ認知症のことを書きましたが、これも「過ぎる」ことの害ですね。
人間というのは負担のかかることに対しては自然とブレーキをかけますが、
快いことに対しては歯止めがかかりません。そして、知らない内に害が育ってしまうのです。
東洋医学の古典にも、満足を知らずに快楽のままに節度のない生活をしていると体の衰えるのが早い、という内容が書いてあります。
これは1000年以上前にできた本ですが、人間の本質はあんまり変わってないんだなと思ってしまいます。
とはいえ、快いことをやりすぎるのを止めるのは、意志力を鍛えればなんとかなります。
しかし、仕事や育児といった絶対にやらなければならないことからは逃げられません。
抱え込み過ぎてキツイ症状が出てから来院される方がとても多いです。
そこで、当院では定期的な来院をおススメしております。
定期的に治療すると限界ラインを超える前に疲れを処置できるので、楽な状態を維持しやすくなるからです。
度が過ぎる前に治療を受けてみませんか。